韓国婦人会 老人ホーム慰問レポート
【如来ディサービスセンター】
7月16日、金興林部長引率の元、日本に嫁に来た韓国婦人5人が愛知県名古屋市北区如来町にある「如来ディサービスセンター」を慰問した。この日はホーム開設6周年記念にあたり、祝賀の企画として韓国婦人会が参加した。
午後2時から始まった慰問は、韓国の歌と踊り、日本のなつかしい歌も交えて披露された。途中で金部長による韓国の歌があり、渋い歌声に魅了される人が多くいた。また、一緒になって踊る人たちや席で聞き入る人たち、そして周りで一生懸命世話をする職員の人達が一体となって、あっという間に1時間が過ぎた。
その後、参加者の一人である李聖玉さんが日本に嫁いで来てからの体験談をユーモアを交えて語られた。ご老人の中には、自分の娘とダブらせながら感激している人もいた。
その後、ご老人らが5~6人ずつ各テーブルに分かれ、それぞれのテーブルに韓国婦人が付いて歓談した。そこに職員達が6周年の祝いのために作った手作りのケーキとコーヒーが運ばれ、和やかな雰囲気に包まれた。
同席した男性からは、「徳川家康の鷹狩りの鷹匠をしていて500石の知行をもらった人が先祖にいて、その名字が高麗といい、自分の母方にあたる。だから自分には朝鮮の血が流れていて、今日のこういう歌を聞くのがとても好きだ。毎月でも来て欲しい。そして、こんなことを他人に話したのは初めてだ。」という話が聞けた。韓国婦人会の参加者らは、とても不思議な巡り合わせを感じていた。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: