講演「南北統一の方案」 富山セミナー
去る5月15日(土)、富山県教育文化会館において、富山県本部主催の「第3回平和思想セミナー」が開催された。今回は在日と日本人合わせて25人が参加し、「南北統一の法案」と題して富山県本部の廣田秀徳事務局長が基調講演を行った。
廣田事務局長は、韓半島の分断は解消されなければならないし、統一されたならば経済発展のみならず、アジア太平洋地域の強国として浮揚するだろうと予想した。
統一の法案として、「武力統一」「吸収統一」「平和的統一」があり、平和的統一を成すために南北統一選挙に対備しなければならないとのこと。また韓国提案の連合制と北朝鮮提案の連邦制を比べ類似点と相違点を指摘し、どのような国家となるかは不確定であるが、その形態は周辺国にも多大な影響を与えるとの見方を示した。
基調講演後、参加者はグループに分かれて討論をして、代表者による意見発表を行った。発表では哨戒艦事件の真相や6者会談の行方、統一時の日本に対する影響や日本ができること等が述べられた。今回のセミナーを通し、参加者一同、南北統一に対する認識を新たにした。
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