【山口】長生炭鉱水没事故70周年犠牲者追悼集会に参加
2012年2月5日午前11時より、宇部市東岐波の記念碑建立予定地で長生炭鉱水没事故70周年追悼式が韓国より、4名の遺族を代表する方々を招き、行われました。式は主催の長生炭鉱の“水非常”を歴史に刻む会の内岡氏の挨拶から韓国遺族会の金亨洙会長の挨拶、遺族による韓国式のチェーサ、最後に今も炭鉱跡を示す、2本のピーヤが見える海岸での献花が行われました。
午後2時からは場所を宇部市文化会館のホールに移して、長生炭鉱水没事故70周年犠牲者追悼集会が約250名の参加者を集めて行われました。まず、オープニングを声楽家の大成京子さんが独唱「カゴパ」で飾り、主催者を代表して長生炭鉱の“水非常”を歴史に刻む会の山口武信代表が「歴史的悲劇を忘れず検証して犠牲者の慰霊碑建立に向けて頑張りたい。」と決意を語られました。続いて大韓民国遺族会を代表して金亨洙会長が当時を振り返りながら、様々な問題の早期解決を訴えられ、遺族の証言として全錫虎氏が生々しい苦難の半生を話されました。
その後、東京合唱団に地元の有志が加わり、混声合唱組曲「海の墓標」が歌いあげられ、大きな感動を呼んでいました。歌の後に、来賓を代表して辛亨根駐広島大韓民国総領事がこのような悲劇が永遠に起こらない様に韓日の友好関係を築いていきましょうと挨拶されました。追悼碑に刻まれる碑文の朗読が行われた後、参加者全員で追悼歌(アリラン)を歌い犠牲者に追悼の黙祷を捧げて閉会となりました。
平和統一聯合 第11連合会 山口県本部
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