平和統一聯合中央本部第8期定時総会開催
「在日同胞から始める真の愛の平和統一運動が、すべての分裂と対立を終結させ新しい歴史を創造する。在日同胞は勿論のこと海外同胞と日本民族を世界的に連帯し、韓(朝鮮)半島の統一と世界平和に貢献する革命的な偉業を成し遂げる」などを趣旨として2004年7月4日に創設した平和統一聯合中央本部は、3月19日に東京新宿の本部事務所セミナールームにて「第8期定時総会」を、中央本部役員、会員を代表した各都道府県の会長と事務局長、首都圏支部長らを参加対象として、参加率71.5%により有効に成立した上で、開催された。
最初に「統一の歌」を全体で歌い、開会宣言、この開催が3月であることにちなみ、東日本大震災の犠牲に対する復興祈願を含み、南北統一祈願のため全体で黙祷が捧げられ、VTRによる講師紹介と平和統一聯合の活動紹介の後、宋榮ソプ平和統一聯合諮問会議議長による総会記念講演が行われた。
宋議長は、文鮮明総裁が1991年12月に北朝鮮を訪問し、金日成主席との数々のエピソードを紹介した上で、民団と朝総連とが手をつながなければならないことを強調した。また平和統一聯合の会員たちに向けて「世界平和建設のために献身的にために生きる人たちにならなければならない」と語った。最後にはハングルの重要性を述べて、統一に向けて関係者たちを激励した。
そして、鄭時東、朴明盛、二人の共同会長がこの総会の議長に選出され、この二人が挨拶をし、2011年度活動報告(収支報告含む)と2012年度活動計画を金源植事務総長が発表、それに対する全体による承認が行われた。
続いて、地方組織の3人の新任「地区事務局長」(四国の連合会、愛知・三重の連合会、神奈川・静岡の連合会の事務局長)の任命式が行われ、また、2011年7月に発表された「南北の平和統一における在日同胞の役割」をテーマとする平和論文公募に対して、入賞該当者がいなかった旨を説明した上で、応募者全員に参加賞を授賞することを発表、そして、その授賞式が行われた。
最後は、韓昱洙・筆頭副会長の力強い音頭により全体で万歳三唱が行われ、2012年度の出発を確認し合い、この総会の閉会となった。
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