【福井】希望の光を伝えたい「李在洙会長を囲む懇談会」
在日同胞の和合を目指す福井県本部は、4月22日福井市の松本公民館において「李在洙会長を囲む懇談会」を開催した。福井市内の平和大使ら15名が集い、「在日としての人生」と題して李会長の講話と参加者らの質疑の時間を持ち、有意義なひとときを過ごした。
講話の中で李会長は、「私達在日は、人生のほとんどを日本において生活し、日本人のように暮らしているが、祖国ををいつも慕う気持ちをもって生きている。自分は北送船で北に帰ろうとして『日本に残りなさい』と言われて日本に留まるようになった。ほとんどの人は北に渡らなくて本当によかったというが、いまだに本当にそれでよかったのかわからなくなることがある。いまだに寂しく切ない気持ちを引きずっている自分を発見する。在日としてのよりどころを失いかけていた自分が統一思想に出会って、希望の光を見出すことができた。この湧き上がる喜びを多くに人に伝えながら生きて生きたい」と語った。
在日の1人1人に様々なドラマがあるが、参加者らは李会長の人生を伺いながら、喜怒哀楽を共有する良き時間となった。