平和統一聯合

　広島市の南区民文化センターで12月9日、11連合会の主催する忘年会が開催され、在日関係者及び担当者、韓国婦人合わせて28人が参加した。

　忘年会では韓昱洙会長が「今年は、平和統一聯合のPeace Bike 2014 があり、南北統一と世界平和を祈願し、暑い中の8月に全国で自転車縦走リレーが行われ成功しました。また先の戦争中に強制連行により朝鮮半島から広島県高暮ダムに連れて来られ、ダム工事事故で犠牲になった朝鮮人労働者の慰霊祭を『高暮ダム朝鮮人犠牲者慰霊祭』として行いました。私達の願いは南北統一と世界平和です。ぜひ2020年までには南北統一が実現されることを祈願します」と挨拶された。

　続いて尹致重11連合会事務局長が今年の活動を紹介。その後、山口、島根、広島などの各県活動が紹介された。また同連合担当者や韓国婦人による一年間の活動に対する報告がなされた。午後から昼食後、裵學泰副会長による韓国のチャンゴの演奏が行われ、会場から沢山の拍手を得た。また日本人女性担当者による歌やフラダンスの踊り、韓国婦人による韓国民謡などが歌われた。続いて外部から招かれた韓国歌手柳さんによるパンソリやトラジやアリランもきれいな声で歌われて、全員で歌を楽しんだ。最後に全員で記念撮影をして、忘年会を終了した。

　ある程度韓国語を話せる人を集めて、更に実力を磨く場としての韓国語教室が12月14日からスタートした。劉永夏第８連合会事務局長が教室を主管し、初回は10人が参加した。この教室では、基本的にハングルしか使用しない事をモットーとしている。
　全員の自己紹介の後、５分間スピーチが行われ、韓国の有名な曲の１つである「故郷無情」を覚える取り組みがなされた。その後、生徒からの質疑応答がもたれた。
　今後は、各月の第３週日曜午後２時から開催される予定だ。聞く・話すに特化したこの取り組みに生徒らの実力ＵＰを期待したい。

　東京を中心に首都圏の会員らで構成されている新天地合唱団の和動会が、12月14日東京都新宿の成約ビルで行われ、団員ら約30人が参加した。

＜挨拶する鄭高云団長＞

　鄭高云団長や許漢亮東京同胞支部常任顧問らの挨拶もあり指揮者の河榮敏先生、ピアノ伴奏の松本憲子先生を中心にこれまでの活動の感想を分かちあう時間を持った。新天地合唱団は、セミナーや各種イベントでの発表の機会があり、11月にはコンサートも行ったばかりだ。
　2015年の1月から会員制となり、組織の再編と更にレベルアップを目指す。先代の団長も参加したが、この度、アメリカに移住するとのことで、団員らと和やかな時間を過した。

　地域に根ざした活動をしようと老人ホームの慰問活動をしている第１聯合会は、12月25日北海道札幌市円山にある老人福祉施設を５人で訪問し、韓国の歌やクリスマスキャロルなどの歌を歌い、利用者の方との交流の時間を持った。
　今回で４回目となる訪問で、施設からは次回も来て欲しいと要請を受けている。

　年末の忘年会などで良き交流がなされている中、第11連合会では「在日カラオケ会」がひろばカラオケを貸切り、12月25日に行われ、12人が参加した。
大盛り上がりの会は、「ホルロアリラン」の歌で幕を閉じた。
　歌と踊り、そして笑顔にあふれたカラオケ会で１年の疲れがふっとんでいたようだ。