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デジタル時代の今、必要なのは昔ながらの「粘り気」と「しぶとさ」?

最近は、様々な家電製品やカメラを始めとする映像機器などがデジタル化しています。

フィルムで撮影された古い映像もデジタル加工で美しくなるし、白黒で撮影された映像までも、AIによって当時の色彩に再現されるその技術には目を見張るばかりです。

昭和生まれの私など、古いアナログ人間なので、なんでもPCで早く処理できる人は、羨ましく思ったりもしますが、ともかく、デジタルもアナログもその特徴には長所や短所が各々あると思います。例えば、震災などの緊急事態の時などは、電源が無いと使えない携帯や電話機は使えず、昔ながらのダイヤル式黒電話だけが通じ、そこに人の列が出来たり、掲示板に手書きされた紙のメモが、唯一の伝達手段になっていたりしました。指一本で(指さえも使わない)何でも出来る便利な時代になりながら、反面、直ぐに諦め死に急ぐ人生を選択する人を見ると、生きようとする基本的な生命力が弱まったような気がします。

デジタルは「ある」「ない」が明確に分かれていて、アナログが「ある」「ない」だけで分けられない連続した繫がりがあるのなら、私は、それが見えない「粘り」ではないかと思うのです。簡単に諦める現代人に今必要なのは、そのしぶとさ、健康にも納豆やオクラ、山芋などネバネバ食品が良いと言われるように、ネバー ネバー ギブアップ!!

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