六回目を迎えた東京連合会の五月度のセミナー「動き出した日韓トンネル!」(主催・平和統一聯合東京連合会、後援財団法人留日韓国民補導救援協会)が5月16日、東京都新宿区の成約ビルで多数の関係者を集めて行なわれた。
最初に日韓トンネルを紹介するビデオ上映が行なわれた後、李和明・東京連合会事務局長が挨拶し、東西ドイツの統一の例を引きながら、南北統一にかかる費用を試算した数字を挙げて、その実現が容易ではないことを指摘し、そのためにも南北統一の道を切り開く日韓トンネルのアピールをし実現していかなければならないと訴えた。
続いて、「動き出した日韓トンネル!」と題して講演が行なわれ、講師として登壇した横田浩一・国際勝共連合・世界平和連合副会長及び事務総長は、「東アジア共同体と日韓トンネル」という項目で、日韓トンネル構想がどのように発生し、その経過、その意義などについて、資源小国・技術立国の日本の生きるべき道とリンクさせながら、その背景を丹念に説明した。
その上で、日韓トンネルによって、日本列島と韓半島、大陸の道が通じれば、ヨーロッパ共同体のようなアジア共同体が生まれる可能性があり、それが今後の世界情勢をリードしていく大きなカギになることを指摘。
最後に、日韓トンネル実現は極めて簡単だとし、それは「日本人が韓国人を好きになり、韓国人が日本を好きになる」ことだとし、日本人と韓国人の祝福結婚がそれを切り開くと述べた。
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