南北合同チームの対話から平和統一の対話を期待
残寒の候、皆様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。予測もしていなかった3000年ぶりという白根山の噴火によって被害を受けた方々、地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
さて、金正恩委員長が2018年1月1日の新年辞で「平昌五輪への参加意思を示し、南北当局による対談に応じる用意がある」と言及したことによって、2年ぶりに南北の高位級会談が同月9日から行われ、南北合同チームの結成や芸術団・応援団の派遣など、南北融和ムードが演出されております。私は、韓半島平和統一へ向けた一歩であると考えております。現在はオリンピックのための対話でございますが、統一問題に関しては長い時間がかかるかもしれませんが、大変期待しているところでございます。
平昌オリンピックには、平和統一聯合においても2月21日~23日までツアーを行い、会員の方々やご賛同の皆様と共に現場の雰囲気を肌で感じながら、平和の祭典を応援してまいります。皆様におきましても、この平和の祭典を盛り上げていただきたく思います。
韓国内では、この平昌オリンピックで南北合同チームが作られることにおいて、若者の層、長年オリンピック誘致のために活動してこられた地域・関係者、メディアなどから反発が広がり、文在寅政権がNorth Korea Firstだと揶揄する表現も飛び交っているところではございますが、いずれにしろ、北朝鮮と大韓民国の対話がスムーズに進み、平昌オリンピックが成功裏に終えることを期待するものでございます。
また、韓鶴子総裁が年頭に日韓米の3か国における統一運動の地区体制を5地区体制に編成し、1つになっていこうと指示なされました。日本を良くし、韓国を良くし、米国を良くし、暮らしやすい国に、そして皆が一つとなって平和に向かっていこうというメッセージであり、そのとおりに私たちも頑張っていきたい所存でございます。今年もPEACE ROAD、ハンマダン行事(サムルノリなど)、日韓トンネル啓蒙や上記の事を含め、平和統一聯合は注目を集める団体になるのではないかと自負しているところでございます。
最後に会員の皆様。寒さ厳しき折からお風邪など召しませぬようお気をつけください。皆様の益々の発展と健康をご祈念申し上げまして、挨拶とさせていただきます。
平和統一聯合 中央本部 会長 金榮翯