1月20日午後、平和統一セミナーが神戸市JR 新長田駅前の勤労市民センターにおいて、盛大に開催された。
金豊鎬FPU兵庫渉外部長を講師に招聘して「解放後の韓国(朝鮮)現代史」と題して、氏の韓(朝鮮)半島に対しての近・現代史に於ける日帝時代に遡って、韓国(朝鮮戦争)動乱から、現代に至る迄の平和への流れを丁寧に解説、講じていただいた。
「6・25動乱(朝鮮戦争)は、日本の侵略の結果とした韓(朝鮮)半島の同族間の争いであり、悲劇であり私は胸がいまだに傷んでならない」と半島の歴史の諸相を詳しく考察・解き明かした。
司会は福田秀樹事務局長が担当。「昨年の4月に、第26回の平和統一セミナーを開催して以来の久々のセミナー開催である」と開催を宣言、本日の講師である金豊鎬氏のプロフィールを紹介。
文聖純会長代行は「聖和された趙希秀会長の志を継承して、FPU総裁(創始者)であられた文師の教えであるハングル(韓国・朝鮮語)はいずれ世界で共通の言語になりますので大いに学んで下さい」と、『祖国語を学ぶように』と明記された書を提示、力強く印象的な言葉で締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。
閉会はFPU兵庫副会長の曺小煥(京都臨済宗雲水)老僧が「ハングルはもう既に、ユーロ圏に於いて、ドイツとポーランドが『歴史と地理の教科書に関する報告』を『恩讐を超えて』国民間の敵意をなくすために、共通の認識を作り、まず未来を担う子供たちに教えていこうと、教科書作りが進められ、それぞれの国の教育委員会が報告書のハングル版を発表しました。」と述べた。
また、平和統一聯合に入会し、新聞『友情』の良さを知って戴きたいとアピールし、閉会の言葉とした。
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