2月12日、和歌山市・北コミュニティーセンター多目的ホールにて、第8回「アリランまつり」が、同実行委員会主催、平和統一聯合近畿連合会・平和統一聯合和歌山県本部・わかやま平和交流会の協力で開催された。
これは韓国の文化をより多くの人達に紹介しながら、在日同胞間の交流や日本人と在日間の交流を促進する目的で毎年行われている。
最初に有本浩久・実行委員会代表の主催者挨拶があり、続いて曺按壽・在日本大韓民国民団大阪府住吉住之江支部副団長の来賓祝辞があった。
そして、李奉大・平和統一聯合和歌山県本部副会長、曺按壽氏、有本浩久氏による「平和ビビンバ」の行事が行われた。
続いて、「400年前の朝鮮を救った『沙也可』という日本人」というテーマで、「和歌山県大邱友好会及び雑賀衆・沙也可で街おこしの会」会長の辻健氏が記念講演を行った。
和歌山と韓国との歴史的な関係について、たいへん興味深い内容で皆熱心に聞き入っていた。
会場には100人以上の人達が集い、準備された様々な韓国料理を味わいながら、歓談する時間を楽しく過ごした。
また、平和統一聯合近畿連合会・和歌山県本部の結成から7年間の記録映像が上映された。
ステージでは、「サラン合唱団」の子供達による韓国の歌、「オモニ合唱団」によるコーラス、平和統一聯合近畿連合会の農楽団「ウリソリ」によるサムルノリの演奏など韓国の歌や舞踊などが次々に披露され、美しい民族衣装を着て踊る姿に皆目を奪われていた。
フィナーレでは会場のほとんどの人が立ち上がり、韓国の歌に合わせて自由に踊りながら輪になって会場全体がひとつになった。
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