<高麗郷地場産チャリティバザール>
5月19日から二日間、埼玉県日高市の高麗神社において、高麗群建都1300年記念事業のひとつとしての「高麗郷地場産チャリティバザール」が行われた。
約1300年前の、716年(霊亀2年)、東国7国に住む高麗人1799人が、現在の日高市、飯能市あたりに移住し、未開の原野であったこの地を開拓し、大和朝廷はこの地を高麗群と称した。明治の頃には、現在の鶴ヶ島市、川越市、狭山市、入間市の一部を含む広域にわたっていたが、1896年(明治29年)に高麗群が廃止された。来る2016年(平成28年)は、高麗王若光を首長とした高麗郡が建都してから、1300年となる。それを記念して、様々な記念事業がおこなわれている。
今年のチャリティバザールのステージのオープニングは、よさこい舞人で、昼には、高麗群建都1300年記念事業委員会 公式ロゴマークも発表された。全国から募集し、東京都在住の画家佐藤春平さんのデザインが最優秀賞にえらばれた。
高麗郷おもてなし隊“麗姫”も登場し、日高市立高麗中学校吹奏楽部の演奏や、和太鼓、阿波おどり、若光みこし・こども祭で、高麗神社境内は祭の様相であっ
た。周りでは、B級グルメ横町や高句麗・韓国衣装体験、高麗郷を代表する店や有志の店が出店し、その収益から福祉やまちづくりに寄付がされる。
最後はチームAVKのサムヌノリで皆が輪になって終えた。FPU埼玉連合会の会員も、楽しんだ。
<高句麗・韓国衣装体験をする埼玉連合会員たち>
(北埼玉・柴崎)
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