第11連合会の日韓トンネルツアーが4月28日、29日の2日間、佐賀県唐津市を拠点に行われ、22名が参加した。
ツアーは28日朝、広島をバスで出発、高速を通って佐賀県唐津市に入り、最初に唐津城を見学した。唐津城は1966年ごろ復元された城で、城内には唐津藩の武具や朝鮮半島から渡来した陶工により作られた江戸期の唐津焼の展示や唐津藩の古絵図などがあり、ツアー参加者も楽しく鑑賞した。一行はその後、唐津・波戸岬にある海中展望台を見学、海中の大小様々な魚を窓越しに鑑賞した。海中にはスズメダイやクロダイ、メジナなどが、屋上から投げ入れるえさに集まっており、たくさんの魚が鑑賞できた。宿泊は波戸岬の国民宿舎で、お風呂や食事を楽しんだ後で、在日、韓国人、日本人集まってカラオケ大会をして交流した。
29日は、唐津市呼子の朝市を見学、現地で取れた新鮮な生うにを食べ、参加者は市価の半額くらいで安くておいしいアジやサバの干物をお土産にしていた。その後、豊臣秀吉の建てた名護屋城跡を見学、同地にある名護屋城博物館を見学した。博物館の中には豊臣秀吉が朝鮮出兵した時の韓半島の様子や戦闘の様子がミニチュアで再現されている。また当時、戦いに使われた日本の船や韓国の船(亀甲船)などが展示されており、参加者は熱心に博物館職員の説明に耳を傾けていた。最後にメインの鎮西町にある日韓トンネル斜坑を見学、トンネル事務所にて日韓トンネルの歴史説明をビデオで鑑賞した後、斜坑トンネルの中に入った。トンネルの中は20度ぐらいで、年間変わらず、夏は涼しく、冬は暖かいという。22名全員がいちばん深い所まで入り、記念撮影した。
ここは海中7メートルで正に地下トンネルである。ここで第11聯合会の尹事務局長が記念にトンネルの石を採取、この石を平和統一聯合の百頭山ツアーの百頭山頂上にささげるという。在日参加者は「このトンネルが韓半島の平和統一と東アジアの平和につながって欲しい。文鮮明先生の計画は素晴らしい」と話していた。
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