平和統一聯合の白頭山ツアー参加者で結成された天池会(会長 金丙泰)が、6月15日石川県白山市のマルエーレッツ2Fで、朝鮮半島と日本との関わりを調べている歴史研究家・加端忠和先生を迎えての勉強会を開催。明治時代からの歴史や当時の新聞の写しの資料を通じながら、日本の本当の意味での反省と在日の人たちが喜んで日本で生活できることを願われる勉強会となった。
加端氏は、若くして在日と知り合い、苦労している状況を知るようになり、彼らの救援活動を行いながら、彼らの苦しい体験の歴史が忘れ去られることのないように執筆を重ねてきたという。
今回の勉強会では、明治時代の日本が人口増加に伴う食料不足から、その打開策として良質の米を求めて韓半島に進出した内容を中心に学ぶこととなった。当時の土地の権利に関する権利書を、加端氏は譲り受け、大事に保管しており、参加者たちに紹介した。土地の権利の関係で韓民族は小作人となり、日本の敗戦後、その権利書は引き上げの際、日本に持って来られたという。また加端氏は、日本が韓半島を統治したまさにその日の朝日新聞、毎日新聞の写しやたくさんの資料を参加者に紹介し、当時の状況について詳しく共に学ぶことができた。4時間ほどの勉強会であったが、参加者はあっと言う間に時間が過ぎたという。
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