南北統一のための活動を音楽を通じて活動する第6連合会川崎支部は、11月18日の午後、今回で9回目を迎える『アゼリアコンサート夢』を開催した。アゼリア(つつじ)は川崎市花で、又北朝鮮の代表的な花であることから、川崎から南北統一を願うイベントとしてアゼリアコンサートを昨年から重ねてきている。
9月3日に聖和された平和統一聯合創設者 文鮮明総裁を追悼し、文総裁が71年前の日本留学時に川崎に何度も足を運ばれ、世界平和を夢みて学生時代を過ごされた事に想いを寄せて、川崎から文総裁の夢の実現、世界平和や南北統一を祈り、その実現の為に取り組む気持ちを沢山の方に持って頂こうとの願いを込めて、日韓の旗が沢山はためく会場に日本人、韓国人、在日韓国人合わせて120人が集い盛大に開催された。
ちょうどこの日11月18日はディズニーのミッキーマウスの誕生日。文総裁はディズニーランドを好まれて、「ここで悪い気持が湧く人はいない、このような夢の国や世界を私達の手で創って行きたい」と語られていた事もあり、夢やディズニーに因んだ音楽をちりばめたコンサートになった。
青年コーラスでは映画ターザンのテーマソングYou’ll Be in My Heartの熱唱。バイオリン演奏者タロット続木の「星に願いを」、夢に因んだ夢芝居、夢の中へ、夢想花、夢は夜開く、ガチョウの夢のメドレーの演奏で会場は夢のテーマで包まれた。
シンガーソングライター星野睦子の登場、2人ユニットSOUL MATEの歌と本格ダンサーの踊りで会場は大変盛り上がった。
このコンサートには金源植中央本部事務総長が駆けつけ、来賓挨拶を務めた。
夢のテーマは最近岡山での講演会で語ったばかりで、「私達の夢は南と北が共に生きる事である」「一緒に住みたい思い、夢を持つ事から統一は可能だ」と今回の夢をテーマにしたアゼリアコンサートに参加して特別な気持ちになった事を話して下さり、激励のメッセージを伝えた。
また、クリスチャンで在日の崔聖輝氏が『いにしえからの韓国と日本にかける神様の夢』と題して熱弁された。予てから韓国と日本の架け橋になる事が講師本人の夢であったという事で、韓国の良さと日本の良さを合わせてアピールされる在日ならではの一面も見られ、今まで研究してこられた歴史を中心に情熱溢れる講演に皆、聞き入っていた。
講演後は、チマチョゴリ姿の女性達や着ぐるみ姿の青年が壇上に上がり、バイオリンとピアノの演奏で文総裁を偲んで全員で「サランへ」を歌い、統一の歌で締めくくった。
記事一覧