9月25日(日)午後1時30分より、大阪市住吉区民センターにて、平和統一聯合近畿連合会結成7周年記念大会が開催された。大ホールに在日同胞ら、1,000名を超える聴衆が参加した。
本大会前に、式前アトラクションとして天父報恩鼓の演舞、平和統一聯合近畿連合会所属の農楽団『ウリソリ』によるサムルノリの演奏、『無窮花』によるダンスが行われた。
<黄七福近畿連合会会長による挨拶>
本大会では、最初に主催者を代表して黄七福近畿連合会会長が挨拶した。「正論、常識が通じる在日同胞社会を再建しなければなりません。和合こそが在日同胞社会を隆盛させ、祖国統一を実現させることができるでしょう。」と、大同団結を訴えた。
<鄭時東平和統一聯合中央会長による祝辞>
続いて鄭時東平和統一聯合中央会長、同大阪府本部南大阪地区常任顧問らが祝辞を述べ、宋榮渉平和統一聯合諮問会議議長がビデオメッセージで激励した。
平和統一聯合創設以来7年の歩みの紹介DVDの上映、近畿連合会の1年間の活動報告を近畿連合会小宮 耕次長が行った後、近畿連合会結成7周年を記念して黄七福会長から閔春姫近畿連合会水都支部長ら四氏に対して功労賞が贈られ、会員一同より黄七福会長に感謝状と花束が贈呈された。
<功労賞受賞者>
最後に、参加者全員で『ホルロアリラン』を大合唱し、近畿連合会姜熙滿副会長が億万歳三唱で結成7周年を祝った。
第2部は、記念の映画上映会を行った。タイトルは、『アニメ・ジュノー』。3月11日に起こった東日本大震災は、私達に生き方・価値観を掘り下げて考える機会を与え、日本全国はもとより、世界中の国々から義援金が寄せられた。その義援金のほとんどは赤十字社を通して寄せられたものであった。近畿連合会においても微力ながら街頭募金活動を行い、日本赤十字社を通じて義援金を送った。今までの被災者支援活動を通じて、赤十字の精神は、無償の愛である事、そしてその無償の愛を考えさせる絶好の資料として、今回上映する『アニメ・ジュノー』がある事を知った。被爆直後の広島に15トンの薬品・医療機材を運び、治療活動をしたスイス人医師「マルセル・ジュノー博士」の生き方を描いた作品である。
このような経緯を踏まえ、今年はこの映画を上映することにした。
上映終了後、アニメ・ジュノー制作委員会理事長、NPO法人モースト理事長の津谷靜子氏が上映の感謝とこのアニメ映画を制作するようになった経緯、今後の活動の方向性について語った。
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