9月10日(土)、長野市川中島の公民館中津分館を会場にして、平和統一聯合長野県本部とアリランの会による主催で秋夕祝祭を執り行い、会員ら70人が参加した。式典と食事、平和大使任命、出し物やゲームを楽しんだ後、統一の歌を通じて参加者が一つとなった。
式典では、まず祭壇に向かって平和統一聯合長野県本部の裵康錫顧問の号令と共にご先祖様に敬拝を捧げて始められた。祭壇正面には「在日和合、南北統一、世界平和」の垂れ幕が飾られ、平和への思いがこもった式典になった。
その後、供え物や食事が振舞われ、韓国婦人が朝から心を込めて作った韓国のご馳走に参加者は満足そうだった。
今回は南北統一を切に願い、世界平和を切に願う方々に平和大使協議会より平和大使任命状が6名に渡された。
続いて、韓国婦人がチャンゴの演奏と踊りを披露。盛り上がった勢いで参加者全体でゲームをした。
最後には朝鮮半島の祖国統一を願い、参加者らは思いを込め、手をつなぎ統一の歌を合唱した。
秋夕の夕げ、参加した在日韓国朝鮮人、韓国人、日本人などが国境を越えて平和を願いつつ、親睦を深めあった。
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