記事一覧

サムルノリ演奏で日韓親善 熱海梅園で日韓の架け橋を

 

「日韓パートナーシップ宣言」から20周年を記念し、韓国伝統楽器演奏による「第4回サムルノリハンマダン」(主催:熱海市日韓親善協会、共催:平和統一聯合、後援:熱海市、熱海市教育委員会、熱海市観光協会)が11月17日、静岡県熱海市の熱海梅園・韓国梅園で開催され熱海もみじまつりの観客ら約300人が韓国伝統楽器の演奏を楽しんだ。また、韓国民謡の語り部や第2回統一の歌コンテストの表彰も行われ、過去に日本の森喜朗首相と韓国の金大中大統領の会談が行われた記念で建築された韓国庭園で、平和統一聯合が日韓親善の熱風を巻き起こした。

このサムルノリハンマダンは日韓国交正常化50周年を記念し、第1回目が東京新宿、第2回目が広島、第3回目が大阪で開催された。今年は野外で初めての行事となった。

開会にあたり鵜沢精一熱海市日韓親善協会会長は、「韓国と熱海市は1970年代からsisterの関係を持ってまいりました。政治は色々ありますが民間では仲良くしております」とあいさつした。

続いて斉藤栄熱海市長は「本日の韓国伝統楽器による演奏会が、今後熱海と韓国が友好と親善を深めていく上で有意義なものとなることを願います」と述べた。

演奏では韓国の伝統楽器であるケンガリ、チン、チャング、プクを用いた「サムルノリ」の演奏を始め、「タンソ」という竹製の縦笛、「カヤグム」という韓国式の琴の演奏の他、韓国舞踊の「プチェチュム」という扇舞も披露された。

熱海梅園のもみじまつりに来て同行事に参加した参加者は「韓国伝統楽器を見るのは初めてで、とても良いものを見ることができました。今国同士は関係が良くないが、このような催しは是非すべきだと思いました。最後の全員で歌って踊る珍島アリランが印象的でした」と話した。

 

【フォトギャラリー】

« 4 »

関連記事

コメントは利用できません。