10 歳から学校のサークル活動でカヤグムに出会い研鑽を積んで、2001 年に金剛山歌劇団に入団し、北朝鮮で行われた2014 年第21 回2.16芸術コンクール チタン楽器部門で第3位を受賞した金栄実さんのリサイタルが、東京都の銀座ヤマハホールにて行われ、中央本部関係者ら10 名が朝鮮民族の芸術を鑑賞しました。
リサイタルは2部構成で行われ、1部では19 世紀末に作曲された「伽耶琴散調」と「平城の春」が功勲俳優の河栄守氏のチャンゴの伴奏で行われました。2部では民族楽器の組み合わせや女性独唱、チャンセナプ独奏なども披露され、金栄実さんは独自の演奏スタイルであるスタンドプレイを取り入れ、時に美しく、時に激しく音色を奏でました。
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