リトルエンジェルス芸術団が11月22日から7年ぶりに来日し、全国4箇所（東京・兵庫・広島・福岡）の公演が行われました。

11月25日には、千葉県浦安市の会場で「平和の天使・リトルエンジェルスを囲んで平和統一の集い」（主催：リトルエンジェルス日本公演2015実行委員会　後援：平和統一聯合）が行われ、日本における朝鮮民主主義人民共和国の唯一の海外総合芸術団体「金剛山歌劇団」とリトルエンジェルスとの芸術を通じた交流・和合の場がもたれました。
梶栗正義実行委員会事務局長が司会を務め、まず「南と北の天使」と題したビデオ上映が行われました。文鮮明総裁と金日成主席の会談により、現在のエンジェルス団員が生まれる前の先輩方、そして平壌学生少年芸術団とが分断を越え交流した感動的な映像でした。
その後、林正寿実行副委員長が主催者挨拶を述べ、朝鮮半島の平和的統一が絶対に必要であることと、平和統一によってアジア地域の安定と世界平和に貢献できることを強調され、特に政治ではなくこのような文化交流が特に重要であると述べました。
続いて、大塚克己会長（平和統一聯合）が来賓挨拶を述べました。大塚会長は、リトルエンジェルスと金剛山歌劇団に対して多大なる賛辞を延べ、韓半島（朝鮮半島）の平和的統一に貢献できるよう願いました。
その後、宮塚利雄所長（宮塚コリア研究所）による乾杯で和やかな雰囲気の下、金剛山歌劇団の特別公演の時間を迎えました。蒋基生事務局長による挨拶と団員の紹介の後、超一流のメンバー４名による素晴らしいステージがもたれました。

ここで、ケーキを食べながら各テーブルで歓談の時間がもたれ、金剛山歌劇団、エンジェルス、平和統一聯合関係者らとの良き交流の場がもたれました。
その後、答礼としてリトルエンジェルス団の特別公演が持たれ、ジョン・イムスン団長の挨拶の後、エンジェルスたちが美しくかわいい表情で歌いあげました。会場からは何度もアンコールが寄せられました。

続いて、茂木福美次長（平和統一聯合）に司会が代わり、プレゼント交換、「統一ビンゴ」ゲームの時間が持たれました。各テーブルで話合いながら、２５マスに数字をうめていきます。最後に残ったチームが罰ゲームで統一の歌を歌い、その歌にあわせて会場全体で統一の歌を歌い、締めくくられました。参加した平和統一聯合関係者は、この歴史的な場に参加できたことに涙を流しながら感動していました。

11月26日にエンジェルスは、在日学徒義勇軍 韓国動乱 参戦記念碑と新大久保駅転落事故現場を訪問し、献花、慰霊の歌や祈りを捧げました。
２つのイベントには都議会議員、区議会議員も参席し、公演についての感想を述べた後、慰霊や日韓交流の内容について語られました。また、これらの司会を宋幸哲平和統一聯合事務総長が務め、それぞれの背景について熱く説明しました。新大久保駅では、有坂謙治駅長が公演を観覧した感想を述べ、事故とその後の経過、そして15年が過ぎ、忘れかけられているこの内容に対して慰霊をすることに感謝の辞を述べられました。

 

 

リトルエンジェルス日本公演を平和統一聯合が強力にバックアップ

東京を出発した後、神戸、広島、福岡を巡り、各地でお迎えや食事の準備、観光、おみやげ、各団体へ渉外活動などが現場の事務局長や会員らの協力によってなされました。広島ではＲＣＣ放送局、高垣広島県副知事、竹内広島市副市長、駐広島大韓民国総領事館が表敬訪問されました。