1月26日(土)尾張旭市の「スカイワードあさひ」で1月度の北愛知ワンコリアの集いを開催。参加者は、在日コリア、日本人等25名。
日韓併合時、日本の皇室から朝鮮王朝の最後の皇太子と言われた李垠殿下へ嫁いだ李方子こと、梨本宮方子妃殿下の生涯をモデルにした映画「虹を架ける王妃」を上映、その後の食事会と懇談会で感想を語り合った。
参加者からは、「涙なしでは見ることができなかった。私は在日1世で両殿下の写真も持っている。自分の記憶や思い出とだぶる面もあった。」(在日1世84歳女性)
「今は韓流ブームだったり、日韓のカップルが一般でも増えてきているが、この時代は本当に大変だっただろう。この夫妻が残してくれた意義は大きい。」(日本人男性57歳)等の感想が寄せられた。特に年配の在日コリアンの参加者には感慨深い内容で、上映中、あちこちですすり泣く姿が見られた。
閉会の辞で中央本部 金鎭甲副会長より「国策を越えた2人の真実の愛がテーマになっている映画だった。真実の愛によって朝鮮半島の南北統一が為されれば、他の国のモデルともなるだろう。今後この集いにより多くの人達が集ってくれることを願います。」との挨拶が述べられた。
(記・木村光宏)
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