平和統一聯合岡山県本部と岡山県平和大使協議会は、日韓国交正常化50周年を記念する「第8回日韓トンネル視察ツアー(唐津・長崎)」を6月14日から2日間にわたり開催し、22人(うち在日が5人)が参加しました。
一日目は、唐津に到着早々、豊臣秀吉の朝鮮出兵時の歴史を中心に展示が行われている名護屋城博物館と名護屋城跡を訪ねました。その後、日韓トンネルの調査斜坑を訪ね、調査斜坑現場の大久保所長より大韓民国と日本にトンネルを通す意義について、分りやすく説明を受けました。そして、元気のある参加者は歩き、足に自信のない参加者はカートで斜坑の最先端まで下り、本気でトンネルに取り組んできた実態を体験することができました。
二日目の観光では、長いキリスト教の歴史のある長崎を訪問。浦上天主堂、日本26聖人(その一人は、最年長者であった岡山・備前出身のディエゴ喜斎)記念像、26聖人を祀った大浦天主堂、世界遺産登録が議論されているグラバー邸、そして、明治維新に大きな影響を与えた坂本竜馬が長崎で拠点とした亀山社中を訪ね、26聖人やその後の隠れクリスチャンたちの言動や信仰、明治維新に命を懸けた志士たちの歩みからも多くのことを学ぶことができました。
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