【東京】東京連合会の2011年度定期総会が、4月24日、東京都新宿区の成約ビルで役員や会員を集めて開催された。
総会は、東日本大震災の犠牲になられた方々のご冥福を祈り黙祷が捧げられた後、常任顧問の山本文登氏が開会の辞で「民団と総連は一体化をしなければならない。東京から南北統一への道を切り開きたい」と挨拶。
その後、来賓挨拶で、鄭時東中央本部会長が、「イギリスのエリザベス女王は日本を『許すけれど忘れない』と言った。しかし、創始者の文鮮明先生は恨みを愛に変えていいった。その精神によって南北統一が成されれば、それは世界平和につながる」と訴えた。
総会では、議長を選出し、その後、「2010年度活動報告」と「2010年度会計報告」がなされ、その承認の後に、2011年度の新活動方針案、役員候補案が提示された。
最後に、東京連合会の新会長に就任した金容雨氏が新任の挨拶をした。金会長は、「自分は歴史を色々調べて研究したが、最終的には文先生が言うように真の愛の力でなければ南北が一つになれないのではないか」と述べた。
続いて、韓半島が分断に至った経緯を歴史的な経過を具体的に解説しながら、現在抱えている問題点を指摘し、最後に今天運が来ているので、それに乗って南北平和統一を実現していこうと訴えた。
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