8月22日(金)、愛知県本部副会長 朴貞鉉先生(元総連 瀬戸商工会会長、僑胞交流会会長・朝銀 愛知県理事)の一周忌追悼会が、愛知県瀬戸市内でしめやかに執り行われた。参加者は32名、主催は平和統一聯合 愛知県本部。
朴先生は、1926年7月28日 今の北朝鮮の平安北道定州で誕生。16歳で来日。愛知県瀬戸市に定着し、瀬戸の朝総連で中心的に活動。瀬戸市商工会長、朝銀 愛知県理事等を歴任された。2004年9月5日平和統一聯合 愛知県本部 結成に伴い、副会長に就任、多くの貢献をされたが、作年8月20日に病気で亡くなられた。
主催者挨拶に続き、婦人会メンバーより追悼歌が捧げられた後、朴先生を偲び、在りし日にFPUで活躍される故人の様子を簡単にまとめたDVDを上映。故人が好きだった、「臨津江」「統一の歌」のメロディーが流れてくると、思わず涙ぐむ人の姿も見られた。
略歴紹介、友人代表の挨拶の後、主礼として、超教派運動の牧師でもある、杉浦忍FPU北愛知地区 常任顧問がスピーチ。生前の朴貞鉉先生とのエピソード等を紹介しながら「恩讐を愛する精神を身を以て実践された朴先生の意志を引き継いで頑張っていきましょう。」と述べた。
祝祷、親族代表の挨拶の後、参加者全体で献花が為され、全体で統一の歌を合唱して追悼会は終了した。続いて食事会が催され、故人を偲んでの懇談のひとときとなった。
参加者からは「意義深い追悼会だった。参加できて良かったです。皆に集まっていただいて朴先生も喜んでいるでしょう。」(71歳在日2世 女性)「生前を昨日のように思い出して胸に迫る思いになった。これからも南北統一のため頑張らなくてはいけませんね。」(57歳 日本人 男性)などの感想が寄せられた。
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