7月9日、広島連合会主催で「広島県三次市高暮ダム朝鮮人犠牲者慰霊祭」が厳かに行われた。参加者は18人。
広島県三次市から高暮ダムまで車で約1時間。今回、日本人ボランティア実国さんによる案内があり、何人かの証を基に聞かせていただいた。
【韓会長と実国さん】
高暮ダムは、朝鮮人約4000人を投入して1939年~1949年まで建築された。現在では、どのくらいの人数が犠牲になったのか全然わからないままで、当時の生存者はほとんど亡くなっていない。ダムのコンクリートの中には、空気を抜く作業の時、合図を聞けずコンクリートと混ざってしまった朝鮮人もいるという。
【当時の資料】
参加者一同は、心をこめて祭壇を作り手を合わせ、冥福とともに平和を作り出すよう、涙を流しながら新たな決意をした。
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