日韓国交正常化50周年を記念して、第6連合会は10月10日第3回歴史探訪を開催し、今回は東京都調布市にある朝鮮大学校の朝鮮歴史博物館を訪ねました。韓民族(朝鮮民族)の歴史に関心のある日本籍の会員、韓国籍の会員ら合わせて14名が参加しました。
この博物館は、旧石器時代から朝鮮王朝時代までの自然の動植物から生活用品や文化芸術など様々なものが展示されています。一向は、大学教授の案内を聞きながら、長い歴史を短時間で学ぶことができました。博物館視察以後、教授と質疑応答の時間が持たれました。最初全体の雰囲気は若干の緊張感で固い様子でしたが、教授がユーモアを交えながら「朝鮮人は食べて、飲んで、そして情を持って友達になる」と語り、和やかな雰囲気になることができました。
この教授のご両親は、現在韓国にお住まいなのですが、平壌に学生と共に修学旅行に行くことができても、韓国に入国することができない現実問題を抱えておられ、この話を聞いた参加者たちは、分断の状況に心を痛め、一日も早く平和統一がされることを願いました。
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