「第33回博士王仁まつり」が11月3日、大阪府枚方市の伝王仁墓で開催され、王仁博士の出身地の韓国霊岩郡から田東平郡守らの訪日団、総領事、民団大阪本部副団長、地元の民団支部関係者、枚方市長や地元選出の府・市議会議員、地元の小学生、9連合の会員らも参加し、祝賀ムードを高めました。また、韓国茶を献茶する役目をいただいた方は、伸雅子先生から歩き方や「王仁博士様、ありがとうございました」と祈りお辞儀する御礼の仕方の指導を受け、心を込めた祭礼を学び体験しました。
6日には、大阪市中央区の史跡なにわの宮跡で「四天王寺ワッソ」(主催:同実行委員会)が行われ、1000人の巡行参加者が参加(主催者発表)。9連合会の会員らも参加しました。1990年に在日韓国人によって始まったこのイベントは、多くの学生や市民の交流によって大阪の秋の風物詩となっています。
10日には、「第10回京都韓国人耳・鼻塚慰霊祭」(主催:(社)キョレオル活動国民運動本部、日本仏教クラブ)が京都市東山区茶屋町の耳鼻塚で開催され、韓国国会議員、総領事、民団関係者、京都市関係者、日本仏教界など120人が参加し、9連合の会員らも参加し祈りを捧げました。この慰霊祭に日本人僧侶が加わったことは初めてで民団新聞も取り上げていました。また献花の時には、たまたま東京から修学旅行で来ていた総連系の学生ら約10人も参加し、献花を捧げました。
19日は、「第4回韓日文化交流会 in SENSYU」(主催:在日本大韓民国民団泉州支部)が大阪府岸和田市波切ホールにて開催され、第9連合会会員らが参加しました。「プロローグ~分かち合い~」をテーマに掲げ、両国の文化をエンターテインメントや講演など3部構成で行われました。最初には日本・韓国・台湾でフリーハグを行い、その様子をyoutubeで公開し、関係諸国の友好親善を図ろうとする桑原攻一氏の映像「私とハグしませんか?」が紹介され、参加者の胸を打ちました。第1部「響き」では、いずみ太鼓、在日本大韓民国婦人会泉州支部の伝統舞踊、歌手 岡修(日本)・SEOL YOON(韓国)~、第2部「和み」では在日本大韓民国婦人会大阪地方本部文化部オモニコーラスと泉大津市混声合唱団コラボ53名による「故郷の春」などが歌われ、安聖民氏によるパンソリ、金剛学園の演舞、女優の黒田福美さんが「私の韓国旅行記」と題して大邱を中心に親しみやすく語りました。第3部「絆」では韓国俳優キム・ジヌ、K-POP T.A.E、MATCH UPなどのステージが持たれました。
参加した会員は「素晴らしい交流会だった」と感想を述べました。