専門家を招いて韓半島平和統一の道筋を探ろうと全12講座の「韓半島平和統一を考えるセミナー」(主催:平和統一聯合 後援:平和大使協議会)が広島市西区民文化センターで行われており、5月19日には「朝鮮戦争と中ソ対立」「米中和解と日本人拉致事件」の2コマの講座が持たれ、会員及び関係者ら約50人が参加しました。
セミナー開催にあたり韓昱洙会長は「講義は誰が聞いても解かりやすく、素晴らしい講義です。一日も早い南北統一実現のため頑張りましょう」と参加者を激励しました。
講義では、朝鮮戦争が始まる頃の中ソ対立を経て、北朝鮮の独自路線が生まれた経緯やベトナム戦争後のソ連、中国、北朝鮮、日本における軍事的・政治的関係などについて説明し、北朝鮮による拉致・工作員教育が進められた経緯などが説明されました。
参加者からは「同じ共産主義であるソ連と中国がなぜ戦うか不思議に思っていましたが、今日の講義で理解できました」「北朝鮮がなぜ核兵器を開発しているか、よくわかりました」「米国、ソ連、中国などの大国の思惑の中で振り回された朝鮮民族だったことが良く分かりました」などの感想が寄せられました。
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