今年で7回目となる高暮ダム韓国人慰霊祭が10月22日追悼碑前で行われ、駐広島大韓民国総領事館から李載雄副総領事をはじめとして関係者ら20人が参加しました。
慰霊碑前には韓国式の祭壇が供えられ、尹致重事務局長が犠牲者に対する慰霊の歌を歌い場を整えました。
その後、韓昱洙会長によって祭事が始められました。
続いて李副総領事が「私たちが何気なしに行き来する山々や道路に、70年前、他意によって故郷を離れなければならなかったわが祖先たちの悲痛な死が埋まっていることが、本日のこの場に立ちますと、改めて心にしみます。亡くなられた方々が冥界では安息することを切に願います」とし「真の和解と友誼の未来が切り開かれるであろうという期待に思いを寄せます」と追悼の辞を述べました。その後、金辰淑韓国婦人会長による慰労の辞が述べられました。
そして日韓の友好関係、犠牲となった韓国・朝鮮人の方々の恨みが解け、平和な東北アジアになるように祈りを込め、全体で統一の歌と万歳が行われました。