1月17日(木)、名古屋市東区内の会館において第2回FPU平和大使懇親会が開催された。主催は平和統一聯合愛知県本部。
参加者は、在日コリアン、ニューカマー、日本人等平和大使を中心に約30名。はじめに金 渙愛知県本部会長より「新年を迎え、本日は、統一運動の理念を教育論と言う観点から学び、その後の懇談の場で活動の在り方を皆様とともに考えていきたいと思います。」と主催者挨拶があり、「統一運動2007」ビデオ上映で9月のUPF特別総会等、昨年1年間の統一運動の世界的活動を振り返った。
続いて愛知県平和大使協議会の事務局長より統一思想「教育論」について、個性完成を理念とした心情教育、家庭完成を理念とした規範教育、主管性完成を理念とした主管教育(知識・技術・体育)の三点に分けて説明があり、「最近は特に心情・規範が疎かになっていることが指摘されている。これを取り戻すべく平和大使の皆様方にご助力頂きたい。」と強調した。
その後懇親会の場で、「実のある内容でした。良き家庭、良き社会を作っていくことに貢献することが平和大使の使命。今後はより具体的な内容についても検討していきたい。」(在日2世男性 74歳) 「人間の心が戦争を起こす。人を愛するということはとても難しい。しかし希望を持って努力をしなければならない。」(arscalex100在日2世男性73歳)「在日は、日本の中で差別もあり、素直になれない面もあるのが正直なところ。いろいろな意見を尊重し、まず人間としての付き合いをはじめて行くのが良い。」(在日1世男性70歳)等の意見、感想が寄せられ、最後に金 渙会長より、「教育で一番重要なのが家庭教育。家庭が社会、世界と発展していく。我々在日コリアン平和大使は、特に南北平和統一に如何に寄与していくかが使命。その件について今後さらに議論を深めていきたい。」と全体のまとめと今後への抱負が述べられた。
(記・木村光宏)
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