去る5月16日(日)富山市速星公民館において、日韓文化交流会(HOTARU)の春の講演会で平和統一聯合富山県本部の廣田秀徳事務局長が「古代日韓史の浪漫」と題して講演会を行った。
日韓文化交流会(HOTARU)は富山市に登録されている国際交流団体で、地元で韓国語教室や韓国料理教室を積極的に行っていて、当日は会員、受講生合わせて15名が参加した。
廣田事務局長は古代における日韓の交流の歴史は良好なものであり、半島を通し鉄・紙・仏教・医術が伝来し、また半島にも古代倭国の文化が渡っていったことを紹介した。
6世紀に入り百済との交流が盛んになり、王仁博士の漢字や儒教伝来、仏教伝来もあり、天皇のゆかり発言にも触れた。高句麗の影響、白村江の戦いの敗北や百済の滅亡、高句麗の滅亡、新羅の半島統一や遣新羅使・新羅使の交流、渤海との交流を説明した。
特に北陸は渤海との関係が強く、渤海使・遣渤海使の足跡が能登半島にあることを紹介した。
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