新年に新しい出発祈願
平和統一聯合第5(東京)連合会と第6(神奈川)連合会、そして中央本部は、2013年を迎えるに当たり、何か計画が必要であるとし、会員らの心が集まって、新年の夜が明ける前に、南北統一を祈願し、また個人の願いもかなえるために、2013年1月1日、高尾山(東京・八王子)に朝5時から、総勢100余人で登山した。
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この山は弘法大師の最後の修行地として護国を祈願する有名な所で、都民にも人気がある。山頂で6時40分に初日の出を拝み、「統一の歌」と「故郷の春」「オンマヤヌナヤ」を歌った後に、韓日一体と南北統一を主題に祈祷会をした。
韓国人指導者が多数参加したこともあり、金源植事務総長はその場で韓日一体化の願いを込めて次のように語った。
「私たちが来日した頃、日本語を学ぶために舌も回らない中、日本語の原稿を読みながら冷や汗を流しましたが、今はある程度、自由に日本語を駆使できるようになりました。私たちの成すべきことは、日本のメンバーたちが文鮮明総裁のみ言を聞き取ることができるように、ハングルを見慣れる文化をつくることです。例えば、簡単な韓国語を集会などで教えたり、式順を韓国語と日本語を並べて書いたりするのもよいでしょう。祖国の言語を理解する中で一体化することが、在日同胞を導く早道になるのです」。
そのような思いを共有しながら高尾山での集会を終えた。
また、同日、午前10時30分から韓日一体と南北統一を祈願しながら、文総裁の留学時代のゆかりの地を訪ねる、初詣「早稲田・高田馬場」聖所巡礼に平和統一聯合のメンバーも参加した。過去12年以上、同巡礼の会の増田勝会長と歴史編纂委員の井口康雄先生を中心に聖所巡礼をしてきたチームと、平和統一聯合担当者および参与者400余人が集った。
この1月1日の巡礼は3年前に金事務総長が提案し、聖所巡礼の会と力を合わせて文総裁の路程を踏襲し、韓日一体を叫びながら在日同胞の生き様を顧みるためにと出発した集会。
金事務総長は、「今、東北アジア情勢は100余年前に再び戻っているように思います。北の核問題を中心に韓日米中露がこの地域の覇権を考えて動いている。しかし私たちは、今日この巡礼を通して、文総裁が具現しようとされた平和理想と、生涯貫かれた“ために生きる”生活を思いながら説明を聞くならば、この巡礼に参加する意味があります」と参加者に訴えた。
増田先生の証しの後、簡単なお祝いのイベントを行い、午前11時11分11秒に高田馬場駅を出発し、雄鶏舎をはじめとする主要な箇所を、説明を聞きながら訪ねた。最後に早稲田大学の大隈講堂前で井口先生から文総裁の学生時代の話を聞き、記念撮影をした。
その後、歌の時間となり、皆で「故郷の春」や「オンマヤ、ヌナヤ」を歌った。また茂木福美次長は戦後の日本の復興に一役買った国民的ヒット曲「りんごの唄」を披露。
最後に皆で手をつなぎながら「統一の歌」を歌った後、「来年はもっと多くの人たちが参加して、1部、2部に分かれて行うようにしましょう」と誓って集会を終えた。
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