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平和統一聯合第11連合会 創設5周年記念大会

 風薫る五月晴れの下、5月10日(日)平和の発信地・広島の中心にある広島厚生年金会館大ホールに韓国が生んだ世界的著名人である朴普煕博士をお迎えし、平和統一聯合第11連合会主催で「創設5周年記念大会」が盛大に開催され、在日同胞を含む2000名以上の祖国の平和統一を願う人々で湧き溢れた。
会場を埋め尽くす人々と大会の様子
<会場を埋め尽くす人々と大会の様子>
 午後一時より、ハンソリの銅鑼の音高くアトラクションが始まり、祝歌、韓国伝統楽器カヤグムの演奏と続いた。大会では韓昱洙会長(平和統一聯合第11連合会)による主催者の挨拶の後、鄭時東中央本部会長、宋榮錫中央本部常任顧問により激励の辞が語られた。同常任顧問は「一日も早い祖国の平和統一を在日が先頭に立って成そう」と参加者に強く語った。
主催者挨拶をする韓昱洙会長(第11連合会)
<主催者挨拶をする韓昱洙会長(第11連合会)>
激励の辞を語られる鄭時東中央本部会長
<激励の辞を語られる鄭時東中央本部会長>
 VTR「私は誇り高き韓国人」の上映後、朴普煕博士の基調講演の時間となり、朴博士は統一の思いをメッセージに込め、米国での活躍や旧ソ連、北朝鮮での命がけの歩みなど熱弁を奮い、参加者が強く祖国の平和統一を願う大会となった。
朴普煕博士
<熱弁を奮う朴普煕博士>
会場と一つになるサムルノリのメンバー
<会場と一つになるサムルノリのメンバー>
 参加者からは「サムルノリもとても良く日本の方には、韓国の民族性を肌で感じてもらえたのではないかと思います。在日としては、今となっては中々聞くことのない民族音楽サムリノリで体も心もリズムに乗ってひと時酔いしれ、懐かしさに満たされました。普段使うことのなかったハングルを耳にし、懐かしさと共に第2部に韓会長が力強く南北韓半島の統一を頑張りましょうと言われ、我々とは自分の故郷の事なので俄然そうだという思いがムクムクと湧き、一日も早く統一できるように頑張ってゆきたいと思いました。しかし、この場にたくさんの日本人もおられるが、その人たちはどれ程真剣に南北統一を願っておられるだろうかという思いにもなりました。」(在日 元教師・男性)
「朴総裁は日本と日本人をとても愛しておられます。日本の良さを力説されるのを聞いて、慰労を感じ、力を頂きました。そんな韓国人に会うのは初めてでした。朴総裁は本当に超民族的なグローバルな視点を持たれていると思いました。民団と総連という国境のない分断が、日本国内に依然としてあることはとても残念な事です。私たち日本人は在日韓国朝鮮人の人たちと仲良く共存していく努力をもっとしなければならないのはもちろんですが、この民団と総連が和解し連帯できるようにしていくように後押しをして行くという新しい課題をもらいました。」(日本人 議員・男性)
「朴総裁の講演で、日本が母なる国だと聞きました。私は母から『本物の愛とは見返りを求めない無償の愛。母となり母性愛に目覚め、我が子が可愛いければ可愛い程、周りの人に優しくする。本物の母とは縁の下のちから持ちだ』と教えられました(見えないところで良い事をする、人を助ける)。私はその言葉を守る為に平和都市広島で平和活動をしています。母からは『努力という字は、女が又(また)に力を入れて、又、力を入れる、これは女から母になるときの事、新しい命をこの世に誕生させるとき、懇親の力を振り絞り大きな愛に目覚める。それは神様が下さった母親だけが味会えるご褒美(贈り物)である』とも教えられました。私は母性本能を発揮してすべてを愛せる人になりたいと願っています。世界平和実現の為に日本が母なる国と言われるなら、その責任は重く私は帰宅してからも朴総裁の言葉が頭から離れないのです。朴総裁の講演は私の生命に新しい息吹を下さいました。出会いを喜び、感動し、信じて、諸手(もろて、りょうて)を上げて浮かれてしまう、いくつになっても、子供みたいな私です。」(日本人 ボランティア団体理事長・女性)

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