創立50周年を迎えた在日全南道民会は、2月7日リーガロイヤルホテル東京で新年会を開催し、会員・関係者らが参加するなかで行われました。平和統一聯合中央本部からは宋幸哲事務総長、茂木福美次長が参加しました。新年会は2部構成で行われ、第1部は全羅南道の映像上映、実行役員の新年挨拶、金容斗(キム・ヨンド)在日全南道民会会長、朴晙瑩(パク・チュンヨン)韓国民主党代表、李洛淵(イ・ナギョン)全羅南道知事、呉公太(オー・ゴンテ)民団中央本部団長、金秀吉(キム・スギル)民団東京本部団長の祝辞と続きました。第2部では、具末謨名誉会長による乾杯で歓談に入り、歌手の鄭美熙(チョン・ミヒ)さん、林玉順(イム・オクスン)さんらによる歌謡ショーや抽選会などが行われました。
朴韓国民主党代表は祝辞の中で「現在、我が国は総体的に大変難しい環境に直面しています。しかし大して心配はしておりません」とし、その理由に「国家の発展に寄与する湖南人がいるからであります」と在日全南道民会のアイデンティティを奮い起こす挨拶を述べました。また、李全羅南道知事は「今日まで、在日韓国人は祖国に大きな困難があるたびに祖国を心配し、助けてくれました」と感謝の意を述べ、全南道民会が創立直後に全羅南道にヘリコプターと巡察車を寄贈したこと、ソウルオリンピックの開催を控え「1人1円募金運動」を展開し、全国高速道路の休憩所に水洗式トイレを寄贈し、オリンピックを支えたこと、1998年の外貨危機の時に「円貨送金運動」を展開し、15億ドルを集め、祖国の経済危機を救ったことなどを紹介しました。
参加した宋事務総長は「今後も全南道民会と協力体制をとりながら、平和統一運動を進めていきたい」とコメントしました。