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【長野県】平和統一特別セミナー 南長野

全体で記念撮影
 10月28日、本部から鄭時東会長を迎え、長野県塩尻市のえんぱーく塩尻市市民交流センターで、平和統一特別セミナーが行われ、在日同胞を始め、約50名が参加した。
 金栄基支部長の主催者挨拶に続き、日本と朝鮮半島の交流を古墳時代から現代に至るまで分かり易くまとめた30分ほどの映像を視聴した。そのあと、鄭時東会長が「平和統一への道」と題して、パワーポイントを用い約90分の講演を行った。
鄭時東会長が講演
<鄭時東会長が講演>
 鄭時東会長は、渡来人の登場など古代から続く日本と朝鮮半島との交流から話を進め、平和統一のための「在日」の役割や統一基金の必要性について触れ、平和のゲストではなく、平和をつくりだす主人になろうと語った。また、アジア地域の軍事パワーバランスが崩れつつあると指摘した上で、南北の平和統一に日本と韓国の連携がより必要であると強調した。
 鄭時東会長の、軽妙で情熱的な語り口に大きく頷くなど、参加者は熱心に聞き入った。初めて参加したという60才の男性は、「王仁博士の千字文の話など日韓の関係史が分かり易く、韓国に対する理解が少し変わった。参加してよかった」と感想を述べた。また日独家庭のドイツ人女性は、「日本と韓国の歴史が明確になり、南北統一に対して新たな気持ちを持った」と感想を述べた。
 質疑応答のあと参加者全員で記念撮影を行い、和気あいあいとした中で閉会した。

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