福ちゃんの福チュモニ(2016.11.1)
「打ち合わせの本当の意味」
先日、テレビを見ていたら「あ、そうだったのか!」と、思わず膝を叩いてしまうような出来事がありました。それは、「打ち合わせ」という言葉が、実は雅楽の音合わせから来ていたということだったのです。最近では普通に仕事などで使われているその言葉が、遠い昔から雅楽の演奏をする時に他の楽器との音合わせや拍子の確認の為に、最終的に打楽器の音を打って合わせる事が常だったとのことで、最終的に仕事などの確認をすることを総じて「打ち合わせ」という言葉になったというのです。拍手も二つの手が一つに成って音が出るし、太鼓もバチと一つになって音が出るように、打ち合わせが上手くいけば良い音が出て、その音が共鳴して行けば多くの人の心を震わせる事が出来きるということを感じました。10月は芸術の秋です。至る所で様々な演奏会が行われて色々な音楽に触れると思いますが、その場で少しでもこの「打ち合わせ」のことを思い出してみて下さい。
因みにピアノも一応「有鍵弦打楽器」だそうです。