秋麗の候、会員の皆様におきましては、いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、9月4日~7日に行われました「文鮮明総裁聖和5周年記念・南北統一祈願ツアー」にご参加の会長団、会員、賛同者の皆様に改めて感謝を申し上げます。高城の統一展望台、江陵統一公園、平昌オリンピックのスキージャンプ競技場、文総裁の関連施設を視察しながら、在日としてはなかなか体験できない内容の濃いものでありました。平昌オリンピックへの貢献など、文総裁の先見の明を感じ、参加された方々の感想を伺いましても、今回のツアーは大変素晴らしいものであったと評価しております。皆様におきましては、平和統一聯合の使命がどのようなものであるかが、ご理解できたのではないかと存じます。
また、この期間におきまして、7月15日にアメリカのニューヨーク・マディソンスクエアガーデンにて行われた2万名大会の模様や韓鶴子総裁のメッセージが、韓国の月刊誌3社に掲載されたことは、誇るべき事だと思っております。
日本におきましては、9月20日に天皇陛下が高麗神社(埼玉県日高市)を訪れました。この地は、1300年前の昔、高句麗の若王(じゃっこう)が切り拓いた土地で、かつては高麗郡と呼ばれた土地であります。天皇陛下が埼玉県の高麗神社に訪れたということは、本当に前代未聞の事でありまして、埼玉県人、在日韓国人として本当に喜ばしい事と私は思っております。この件に伴い、韓国の李洛淵首相が9月22日、朝日新聞のインタビューに応じ、「退位される前に韓国へいらして、この間の両国がほどけなかったしがらみを解いてくだされば、両国関係の発展に大きな助けになる。それだけの雰囲気が早く醸成されることを望む」と発言したことや、11月に更新期限を迎える日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が1年延長されたことに対して「当然だと思う」と語られ、未来志向型の日韓関係を望む姿勢を通じて、私達、平和統一聯合も気を引き締めていかなければならないと感じました。
現在、アメリカと北朝鮮が言論で喧嘩をしており、一触即発の状態ではございますが、平和統一聯合は、在日の和合のため、南北統一のため、世界平和のため、これからも一生懸命に平和統一運動を行いたいと存じます。これからも、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
平和統一聯合 中央本部 会長 金榮翯