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「韓半島平和統一とDMZ世界平和公園の実現課題」 をテーマにシンポジウム開催

韓国・国会議員研究団体「統一未来フォーラム」と(社)南北統一運動国民連合が主催、韓国・統一部、民主平和統一諮問議会、民族和解協力汎国民協議会、平和統一聯合、世界平和教授協議会、韓国民族統一学会の後援で「韓半島平和統一とDMZ世界平和公園の実現課題」と言うテーマで「2014 韓民族平和統一シンポジウム」が、2014年8月11日、韓国の国会憲政記念館で開催され、国会議員らを初めとして約300人が参加した。
シンポジウムは、第1部には「2014 平和のための自転車統一大長征(PEACE BIKE2014) の歓迎式典」、第2部には極東大学校のキム・ホソン氏がコーディネータを務め、鮮文大学のユン・ファン教授、韓国DMZ学会のソン・ギウン教授、壇国大学のハン・ジョンス教授らが発表し討論が行われた。参加者たちが配布された学術資料に教授たちの発表を聞きながら、ペンで線を入れながら真剣に学ぶ姿が印象的であった。
司会
<司会の宋事務総長>
全体の総合司会を(社)南北統一運動国民連合の宋光奭(ソン・ガンソク)事務総長が務め、午前10時15分より第1部の歓迎式典が行われた。まず在日婦人合唱団が「希望の国」と「臨津江」を披露。南北の歌で連結され、会場は感動に包まれた。さらにアンコールがあってもう一度「希望の国」が歌われた。
在日婦人合唱団
入場
その後、日本と韓国のPEACE BIKE のランナー達が旗を持ちながら入場。その後、舞台に整列し掛け声と共に敬礼をし、会場からは賞賛の拍手が巻き起こった。
続いて、日本側の責任者であった大塚克己平和統一聯合中央本部会長の挨拶。大塚会長は、韓国語で次のように直接聴衆に語った。
大塚会長
「尊敬する薛勇洙(ソル・ヨンス)会長、そしてご来賓の皆様。本日、韓民族平和統一シンポジウムに参加できますことを心から感謝申し上げます。また、この大会を準備された趙明哲(チョ・ミョンチョル)議員、そして南北統一運動国民連合の関係者の皆様のご苦労に対して、深い敬意を表します。日本の平和統一聯合を代表し、一言ご挨拶を申し上げます。
日本の平和統一聯合は10 年前に、世界的宗教指導者であり、平和運動家であります文鮮明総裁、韓鶴子総裁によって創設されました。去る7月4日には創設10 周年記念大会を、日本の植民地時代、独立運動においては、忘れられない東京、日比谷公園で、在日同胞、日本人代表3000 名を集めて開催いたしました。平和統一聯合は、韓半島の南北平和統一のために、日本における在日同胞の和合と統一、そして日本と韓国の一体化を推進するために創設されました。これらは簡単な事業ではありませんが、私たちは歴史的使命と役割に対して、大きな自負心(誇り)をもって活動しています。特に現在の韓日関係を考えると、平和統一聯合の役割はさらに一層大きくなっていると言えます。
今回、第2回のPeace Bike 2014 が、日本の東端の北海道・納沙布岬から、釜山を通って、ソウルまで4000㎞を走ってまいりました。この間、日本では多くの国会議員や地方議員の方々の歓迎と激励を受けて来ました。さらには韓国の大使館、総領事様の方々、民団系、朝総連系の方々の大きな支援を受けて走ってきました。新潟では民団の70歳の元団長が『南北統一のために走る』と、70km を走られました。最も難しい箱根峠では、朝総連系の自転車の選手達が走ってくださいました。三重県では民団の団長と朝総連の委員長が共に走りました。この目的は韓半島の平和的南北の統一とDMZ に平和公園を作る事であります。
在日同胞が一つとなり、韓国と日本が一つになり、韓半島では南北が平和的に統一されれば、東アジアの平和と繁栄、韓国と日本の発展は間違いないものであります。韓国の南北統一運動国民連合と日本の平和統一聯合が手に手を取って、共に歩んで行けば、大きくこの運動が発展すると確信いたします。本日の大会の成功をお祝いしながら、皆様のご健康と一層のご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました」
続いて、ランナーを代表して鄭會喆平和統一聯合第1連合会事務局長が平和メッセージを宣言し、韓国議員らと共に記念写真を撮影し、第1部が終了した。
シンポジウム
<シンポジウムの様子>
第2部は、国民儀礼に続き、来賓紹介、国家議員らの挨拶、ユ・ギョンソク世界平和統一家庭連合会長の祝辞、趙明哲統一未来フォーラム代表による主催者挨拶が行われた。その後、(社)南北統一運動国民連合の薛会長から趙明哲議員に感謝杯が手渡され、薛会長の挨拶の後、議員達が公務のため退場し、引き続き、教授たちによるシンポジウムで議論がなされ、午後1時過ぎにすべての行事は終了した。

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