10月27日、「梁東準先生と行く歴史探訪バスツアー」(主催:平和統一聯合東京連合会、共催:平和大使協議会)が行われ、平統会員ら約20人が東漸寺(横浜市磯子区)や椿山三重の塔など日韓関係において重要な拠点4箇所を巡り、梁先生からその地と関係するエピソードについて学ぶ時間が持たれた。
関東大震災当時、流言輩語により激昂した一部の暴民が、鶴見に居住する朝鮮人を虐殺しようとする危機に際し、当時鶴見警察署長だった故大川常吉氏は死を賭してその非を強く戒め、三百余名の朝鮮人の生命を救護した。その大川氏を弔っているのがこの東漸寺である。梁先生はこのエピソードを紹介し、参加者たちは故大川氏の美徳に対し感謝の祈りを捧げた。
その後、椿山荘(東京都文京区)を訪問し日韓併合を推進した山縣有朋について学んだり、市ヶ谷刑務所の刑死者慰霊塔を訪問した。
参加者は「当日非常に天気にも恵まれ行く手を祝福受けるような気持ちで参加しました。故大川氏の業績を聞き、我々も日韓親善・友好の為尽力したい」と感想を述べた。